ロボット
こんばんは、好きなロボットはR-2D2です
昔、家にはロボットがいました
そいつはロボのくせにやけに毛がふさふさしていて、目がパッチリしていました。
名前は「ファービー」っていいます。
家族みんなが寝静まると、いきなりマシンガントークを繰り広げます
暗闇の中で延々と「僕、ファービーお腹すいた、お腹すいた・・・ふぁ~!」
寝れない日が続きました
「この人形は呪われているかもしれない」と言う家族会議の結果、ファービーの電源は切られることになりました。
しかし、どうしてもファービーと仲良くなりたかったので親の目を盗んでは電源を入れ遊んでいました
どんなに話しかけてもファービーは「お腹すいたの」一点張りです。
ご飯をあげても「お腹すいた、僕ファービー」としか言いません
しかし、そんなある日奇跡が起きました
その日も「お腹すいた、僕ファービー」としか言わないので、ついに嫌気がさしてクッションに軽く投げたら
「きゃっきゃっ!もう一回!」と笑ったのです、あんなに笑わなかったファービーが
僕は何度も何度もファービーをクッションに投げました〔した投げ〕
ついに友達になれたと思いファービーに訊ねました
「ファービー君楽しいか?!」
するとファービー
「ぼぼぼぼぼぼボぼぼぼぼくーーーファーーーーービーーーーウェウェウェウェウェ!! ピーーー〔怖い電子音〕」
壊れました